公式ホームページの発表が来ました
発売まで2週間を切った拡張パック「一撃マスター」と「連撃マスター」。
公式から一部収録のカードが公開されました。
「いちげき」や「れんげき」のカードではないが、強力なカードも多数収録!ーポケモンカードゲーム公式ホームページ
前回の一撃マスターに引き続き、今回は連撃マスターに収録される7枚のカードを考察します。
前回の一撃マスタ―の考察はこちら
その他のポケカ記事はこちら
新カード考察
ビクティニVMAX

ポケモンVに対して有利なワザを持っているのが特徴です。
ワザ「ひろがるほのお」は以前スターターセットV 炎に収録されていたビクティニVが持っていたワザと同じです。
このポケモン自体は要求エネルギーが少ないため、ベンチ強化に貢献できます。
ワザ「ダイビクトリー」は相手のバトルポケモンがポケモンVなら220ダメージになるワザです。
9割以上のポケモンVを一撃できぜつできます。
しかし残念なのは、ポケモンGXに対してワザのダメージ追加が発生しないことです。
そのため、限定的な使い方でのみ輝くカードであると考えています。
ビクティニV


VMAX同様ポケモンVに対して有利なワザを持っています。
ワザ「Vバレット」はポケモンVに対してダメージが追加されます。
しかし、一撃できぜつできるほどの威力はありません。
エネルギー1個で使える便利なワザではありますが、非GX、Vに対して非常に弱くなってしまいます。
そのため、基本的に使うワザは「フレアシュート」一択でしょう。
トラッシュのデメリットはあるものの溶接工1枚で簡単に使うことができるのが魅力です。
対抗馬としてはスターターセットV 炎のビクティニです。
ワザ「ひろがるほのお」によるエネルギ加速とワザ「エネバースト」による大ダメージが期待できます。
基本はダメージを与え続けることが大切なので、大きなダメージをコンスタントに出せる新しいビクティニVに軍配が上がると考えています。
コロトックV

ヤレユータンのような特性を持ったカード
特性「エキサイトステージ」は自分の手札が3枚になるように引けます。
さらにバトル場にいるなら4枚引くことができます。
HPはクロバットVやワタシラガVなどの汎用ポケモンVと同じ180です。
そのため、HPによる差別化はできません。
差別点として場に出たときにしか使えないクロバットVなどと異なり、場に出ていれば毎番使える特性であることがあります。
今後は使用デッキによってどのポケモンを使うかプレイヤーが選ぶことになるでしょう。
ちなみにワザに関してはコインを投げるワザであり、おまけ程度で考えて良いでしょう。
基本ベンチで仕事をし続けることになるでしょう。
チェリム

無限加速編
草エネルギーを手札から何枚でも自分の”ルールを持たない”ポケモンに付けることができます。
この用語はこのカードが初めてです。
そのため、近々上級プレイヤーズガイドの更新があるのではないかと考えています。
重要なのは”ルールを持つ”という言葉です。
ポケモンVやポケモンGXはそれぞれ「Vルール」や「GXルール」という用語が券面にあります。
これが該当するならチェリムの特性によってエネルギーが付けられない対象はポケモンVやポケモンGX、ポケモンEX、◆(プリズムスター)などの多くの特別なルールを持ったポケモンにエネルギーを付けることができないことになります。
この考えの通りなら、草タイプはザルードVなどでエネルギー加速をした方がより良いのではと考えています。
この”ルールを持つ”という用語については現在裁定待ちになります。
裁定が出次第記事にします。
タイレーツ

れんげきポケモン版ムゲンダイナVMAX
場の「れんげき」ポケモンの数×20ダメージを与えるワザ「れんげきのじん」は最大120ダメージです。
同じく連撃マスターに収録される「れんげきエネルギー」1枚でワザを使える点はマッドパーティーのような手軽さがあります。
「れんげき」は場に大量展開することを得意にしている印象があるので、注目したいカードですね。
しかし、HPの低さが目立ちます。
現在のポケモンカードはHP110程度であれば一撃できぜつさせられてしまします。
マッドパーティーのように複数のアタッカーがいるデッキにすることは難しいので大会使用は難しいと考えています。
モミ

進化ポケモン限定のまんたんのくすり
強みとしてVMAXは一撃でのきぜつはしにくいです。
VMAXは進化ポケモンに該当するため、殴り合いになった場合はHP差を付けることができます。
デメリットとしてエネルギーのトラッシュがあります。
これをすぐにカバーできるデッキ例えば特性「メタルトランス」で一度エネルギーを動かすことができる鋼タイプや少ないエネルギーでワザが使えるVMAXポケモンには非常に有効的です。
デッキを選びますが強い部分はしっかりと生きてくるカードと考えています。
コルニの気合

コルニ再録じゃなくてよかったです…。もし再録されていたら環境トップになっていたでしょう。
効果はクロバットVと同じく、手札が6枚になるように山札を引けます。
「れんげき」のカードではありますが、汎用的に使われそうな1枚です。
「れんげき」関連のカードから恩恵を受けることができるため、他の「れんげき」のカード次第で構築されるのではないかと考えています。
しかし、同じく「連撃マスター」に収録される「マスタード れんげきのかた」と相性的にあまり良くない気がするのでプレイヤーがどちらを構築するのかは気になるところですね。

ツールジャマー

相手の「ポケモンのどうぐ」の効果をなくすカード。
特に「ふうせん」や「しまめぐりのあかし」、「大きなおまもり」などの厄介なポケモンのどうぐの効果をなくせるのは大きいですね。
しかし、注意点として対象は相手のバトルポケモンのみであることです。
ベンチポケモンについている「ポケモンのどうぐ」の効果をなくすことはできないので、間違えないようにしましょう。
ジャッジを呼ぶ羽目になります…。
デッキによりますが、先程挙げたカードへのメタとして採用してみるのも良いかもしれませんね。
ピンポイントで活躍できそうなカードが多い印象
今回は7枚の新カードを紹介しました。
どのカードもピンポイントで活躍してくれそうなカードでした。
今後に最新情報が出次第記事にしていこうと思います。
また、新カード発表に併せてカードショップの買取や販売価格にも変動が見られるはずです。
オンラインカードショップ遊々亭さんでチェックしてみてはいかがでしょうか。
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