今年の終わりが近づいてきました
こんばんは。大晦日いかがお過ごしでしょうか?
今年はコロナウイルスによる被害により、ポケモンカードゲームも大型大会の中止など多くの被害を受けてきました。
特にポケモンカードゲームは遊戯王やデュエルマスターズと異なりDCG(デジタルカードゲーム)化がされていません。
そのため、ステイホーム期間中にカードショップなどの施設で遊ぶことができないため多くのユーザーが離れていきました。
ですが、そんな中多くの商品を世に送り出していただけたことは1ポケカプレイヤーとして感謝しかありません。
そんなポケモンカードゲームの環境も2019年12月から新要素ポケモンV、VMAXが登場し、新規テーマの登場もありました。
それらの中から大会などで結果を残していたデッキ4種を個人の主観でご紹介します。
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流行したデッキ
3神ザシアン



3神ザシアンとは「アルセウス&ディアルガ&パルキア」と「ザシアンV」をメインに構築された水と鋼タイプのデッキです。
このデッキは去年の「拡張パック ソード」と「拡張パック シールド」の発売と共に一躍Tier1を取ったデッキでした。
「アルセウス&ディアルガ&パルキア」はGXワザ「オルタージェネシスGX」によって相手のポケモンをきぜつさせた時サイドを1枚多く取れます。
また、ザシアンVは特性だけでなくワザが強力で
230 + 30 = 260ダメージ
このダメージ、並みのGX、Vは一撃できぜつできます。
「オルタージェネシスGX」下では、サイドは3枚取れるので他のデッキに対して一度のきぜつでサイド差を大きく有利にすることができます。
また、特性「ふとうのつるぎ」によってエネルギー加速or手札補充を行えるのは非常に強力です。
異なるタイプのデッキでも採用しているプレイヤーがいたほどその強さは認められていました。
次第にVMAXのカードラインナップが増え、特性「ふくつのたて」によってVMAXからダメージを受けない「ザマゼンタV」の起用も増えたことで現在も追い風です。
そのため、VMAXを使うデッキタイプは「ザマゼンタV」に対しての対策が必須となりました。
シティリーグ シーズン2での使用率約18%と過去のデータ(ソースは覚えていないです。スミマセン…)と比べてバランスの取れた環境とは言い難い状況でした。
また水タイプが構築されることから、後に紹介する「ズガドーン」デッキへの対策としてカプレヒレが採用されていたりと環境への対策が容易にできたことも大きかったです。
ムゲンダイナVMAX


悪タイプを大量展開して高火力で押し切るデッキ。
ムゲンダイナVMAXの特性「ムゲンゾーン」によって自分のベンチに出せる悪タイプのポケモンが8匹になります。
そのためワザ「ドレッドエンド」は
30 ×9 = 270ダメージ
また、ガラルジグザグマやクロバットVなど優秀なポケモンを展開し盤面有利を取っていきます。
しかし、場に悪ポケモンを大量に並べる必要がある点と悪ポケモン以外は構築することができない弱点があります。
そのため、デデンネGXやワタシラガVなど汎用性があるポケモンを入れることができないためデッキ構築が他と大きく異なります。
また、高火力なデッキにしてはダメカン調整が必要で珍しくトリッキーなプレイングが求められます。
しかし、次回の拡張パックが闘タイプメインのため対抗馬として出てくるのは予想されます。
ズガドーン


等収録
炎タイプの強いところのごった煮のようなデッキ。
レシラム&リザードンGXが構築されるようななったりと流行に合わせて進化していったデッキです。
ジラーチにより序盤の安定と非GX、非Vのズガドーンによる高火力は現在の環境においても大きく優位を取ることができます。
しかし、3神ザシアンの紹介でも述べたように水タイプ弱点のためピックするプレイヤーが減った印象です。
今後炎タイプのデッキは溶接工に依存した構築がメインとなるでしょう。
また、頻繁に採用されていたジラーチは次回のレギュレーション変更で使用不可となるため、今後のデッキ構築は全く異なるものになるでしょう。
マッドパーティー



よるこうの再誕
XYシリーズで登場したデッキテーマ。
ワザ「よるのこうしん」はトラッシュにワザ「よるのこうしん」を持つポケモンの数×20ダメージという非EXながら強力なダメージを出すことができた。
また、当時は「バトルコンプレッサー」や「ハイパーボール」などトラッシュすることができるカードが多かったことが後押しとなり、序盤から終盤隙の無い構築であった。
SMシリーズからは「ゾロアークGX」を採用し、手札補充もできるデッキテーマへと進化した。
ポットデスの特性「ティーブレイク」によって手札補充が容易でバランスの取れたデッキテーマ。
トラッシュにカードを次々置いていくデッキの特性上、デッキを掘るのが早いため、終盤のプラン建てがしやすいことも強みです。
また、他のデッキタイプと異なりジラーチ◆(プリズムスター)を採用している構築もあるそうです。
しかし、HPが低いことが最大の弱点になります。
今後登場する「れんげき」のエースであるウーラオスVMAXはベンチへの攻撃が可能なため、デッキの核である「ポットデス」がきぜつさせられるのは痛手です。
それを考慮するとこれまでの速さでダメージを稼ぐプランは難しいでしょう。
来年もよろしくお願いします
今年も多くのデッキテーマが活躍しました。
来年は私含め皆さんが安心してカードゲームが楽しめる1年になることを願っております。
ちなみに来シーズンから大会に出たいなと考えていたり、いなかったり…。
では、よいお年を。
参考ページ:「シティリーグ シーズン2」で使われていたデッキの使用率を大公開 – ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイト
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