ガラル3鳥の新規カード考察
毎日金曜日はポケモンカードゲーム公式ホームページの更新があります。
今回の更新ではガラル3鳥のポケモンVが紹介されました。
これらのカードはどういった役割として使えるか考察し、相性の良いカード紹介します。
ガラルフリーザーV

手札を減らしつつ、山札を引く特性「さいこうちく」を持ったポケモン
チラチーノの特性「やりくり」などとは異なり、実質手札が1枚減りますが山札から1枚引くことができます。
しかし、たねポケモンのためデッキの枠を多く使わない点は評価できます。
ワザ「サイコビーム」は相手をこんらんにすることができ、相手の妨害もできます。
コルニの気合

コルニの気合は手札を決められた枚数引くことができるサポート
ガラルフリーザーVで予め手札を減らしておくことでコルニの気合を使った時により多くの枚数を引くことができます。
また、「れんげき」のカードであるため今後登場する関連カードの恩恵を受けられるのは期待できます。
コロトックV

コロトックVは特性「エキサイトステージ」はベンチでは3枚になるように、バトル場では4枚になるように手札を引くことができます。
先述したコルニの気合と異なり、毎晩使えるためガラルフリーザーVと組み合わせると早いペースで山札を減らせることができます。
しかし、ガラルフリーザーVとコロトックVで計2枚分ベンチを埋めてしまう点は無視できません。
そのためこの組み合わせはベンチにポケモンを多く展開しないデッキに投入することをおすすめします。
マスタードいちげきのかた・マスタードれんげきのかた


手札を減らすといえばこの二枚が思い浮かびます。
特に現在のカードプールではハイパーボールなどの手札をより多く減らせるカードが少ないです。
そのため、過去の「あたりちらすギャラドスデッキ」などの手札が少ないことを活かしたデッキを組みにくかった背景がありました。
しかし、今回登場したガラルフリーザーVは現環境においてはハイパーボールに近い役割が期待できます。
ただし、サーチしたカードは中身のわかる箱。
引いたカードには中身のわからない箱という決定的な違いが存在します。
そのため、安定な運用を考えるのであれば山札の上を操作するヤレユータンなどを一緒に採用するべきでしょう。
リザードン

リザードンはワザ「キングブレイズ」で”トラッシュにある”ダンテの枚数×50ダメージ追加されるワザを持ったポケモンです。
この”トラッシュにある”というテキストを持つワザをメインで使う場合
序盤で如何にトラッシュにカードを置いていけるかが重要です。
そのため、通常手札が減ってしまうガラルフリーザーVの特性でもダメージ優先で行動すること
ヤレユータン

山札の上を操作できる特性「さるじえ」を持ったポケモン
手札を1枚山札の上と入れ替えることができます。
ガラルフリーザーVと組み合わせることで山札の上のカードもトラッシュの候補にすることができます。
ガラルサンダーV

現在のポケモンV環境に対して非常に強く出れる特性「とうそうほんのう」を持ったポケモン
相手の場のポケモンVの数だけワザを使うのに必要なエネルギーが無色1個ぶん少なくなります。
また、ワザ「らいめいげり」はダメージを与える前に特殊エネルギーをトラッシュします。
そのため、ウィークガードエネルギーで弱点対策をしていても弱点を突けるのが強みです。
しかし、特性「とうそうほんのう」がはたらいていないと要求エネルギーが計4個と多く、相手依存の特性は安定しません。
メインではなくサブアタッカーとして起用することが主でしょう。
クチートGX

相手の手札を見てその中からたねポケモンを1匹ベンチに出すことができる特性「みわくのウインク」を持ったポケモン
クロバットVやワタガシラVなどベンチに出た時に使う特性を持つポケモンをベンチに出せれば、必要エネルギーを減らしつつ妨害が行えます。
やまびこホーン

クチートGX同様、たねポケモンをベンチに出すことができるグッズ
やまびこホーンの場合はトラッシュから選択する点、グッズである点が大きな差別点です。
また。「れんげき」のカードであるためオクタンなどで手札に加えることができるのは魅力的です。
ムゲンダイナVMAX【番外編】

本来相性の良いカードを紹介しているのですが、逆に相性の悪いカードを紹介します。
ムゲンダイナVMAXは現在悪デッキで最も使われているデッキのひとつです。
ムゲンダイナVMAXデッキはベンチに悪タイプのポケモンを大量展開し、ワザ「ドレッドエンド」の高火力で圧倒するデッキです。
特徴として + α で様々な悪ポケモンを入れることでデッキに色を持たせることができます。
例えば、ガラルマタドガスは特性「かがくへんかガス」が働いていると相手は特性を使うことができません。
その隙にこちらは盤面を整えることができます。
他にもブラッキー&ダークライGXやマニューラGXなどの候補があります。
しかし、このデッキはムゲンダイナVMAXの特性「ムゲンゾーン」はベンチに悪タイプしか出すことができない縛りがあります。
そのため、他のデッキと異なり手札を引く特性を持つポケモンはクロバットVのみになってしまいます。
そのため、クロバットVを出すことが相手にとってもアドバンテージになってしまう可能性が出てきてしまいまうのです。
ガラルファイアーV

エネルギー加速ができる特性「じゃえんのつばさ」と強力なワザを持ったポケモン
特性「じゃえんのつばさ」は毎番1回しか使えないですが、トラッシュから悪エネルギーを1枚付けることが出来ます。
ソード・シールドシリーズから草タイプ弱点の悪ポケモンが登場し従来と大きく差別化されました。
そのため、ガラルファイアーVの登場は闘デッキに対して対等に戦える悪ポケモンとして注目しています。
マニューラGX

基本悪エネルギーを好きに移動できる特性「シャドーコネクション」を持ったポケモン
特性「じゃえんのつばさ」で付けたエネルギーを付け替えることができるため4個以上付けても無駄になりません。
ムゲンダイナVMAXでも使われているカードであるだけに悪デッキには積極的に採用されるカードです。
アクジキング

相手のサイドを1枚多く取ることができるワザ「レッドバイキング」を持ったポケモン
ワザ「オーラバーン」とワザ「レッドバイキング」で合計310ダメージ、VMAXもきぜつ圏内です。
また、2匹ともたねポケモンであるためナイトシティが噛み合います。
たねポケモンがメインの悪デッキという新たなデッキタイプができるかもしれませんね。
オコリザル

ダメカンが載っているポケモンが多いほどダメージが上がるワザ「ガチギレボンバー」を持ったポケモン
ガラルファイアーVはワザ「オーラバーン」を使うと30ダメージ受けてしまいます。
通常デメリットになってしまう自傷ですが、オコリザルを組み合わせることができればメリットにすることができます。
ワザを使うタイプは異なりますが、いちげきエネルギーで解決します。
さらにルージュラの特性「あやしいこしつき」を組み合わせることでダメカンを移動することで
ワザ「ガチギレボンバー」のダメージをより早く上げることができます。
新弾「双璧のファイター」は環境を変えるのか
パックの表紙を飾るガラル3鳥
それぞれの特性も特徴的で注目のカードたちです。
現在の環境に変化をもたらしてくれるでしょう。
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