イオルブを徹底考察「エボルコントロール」を使いこなそう!

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この記事では拡張パック「連撃マスター」に収録されているイオルブを徹底考察していきます。

スタンダードレギュレーションにおいては2進化ポケモンの数が少なく、大会などで活躍している機会を見ることはなかなかありません。

しかし、より広い範囲のカードが使えるエクストラレギュレーションにおいては非常に強いカードだったりします。

そのため、結論から言うとエクストラレギュレーションで使うことでより化ける1枚です。

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イオルブの性能

イオルブはワザ「エボルコントロール」が特徴的な2進化ポケモンです。

2進化という出しにくさは目立ちますが、一度でも「エボルコントロール」を使えれば様々な2進化ポケモンを出して一気に有利な状況を作ることができます。

2進化ポケモンをたくさん出せる

イオルブの持つワザ「エボルコントロール」はイオルブ自身に付いているエネルギーの数ぶんまで山札から2進化ポケモンをベンチに出すことができます。

例えば、ツインエネルギーが1枚付いていれば2匹出すことができます。

そのため、ツインエネルギーなど1枚で複数個のエネルギーを付けておけば、一度により多くの2進化ポケモンをベンチに出すことができます。

つまりデッキを組む際にはこのようなエネルギーが非常に重要ということです。

また、過去に2進化ポケモンデッキで活躍していたメガニウムの特性「そうじゅくハーブ」はふしぎなアメと同じ効果を持っていたことと、当時は優秀な2進化ポケモンが多かったため環境入りを果たしました。

メガニウムのデッキに対してイオルブのデッキの場合は、「エボルコントロール」で場に出す前提なので、進化元がなくても2進化ポケモンを入れることができ、デッキの自由度が高いです。

また、「エボルコントロール」でベンチに出す時にはたねポケモン必要ないため、通常のデッキに比べて大量の2進化ポケモンをデッキに入れることができます。

進化した時に使える特性は使えない

一気に2進化ポケモンをベンチに出せるイオルブですが、進化したときに使える特性は使えないため注意が必要です。

例えば、ルンパッパの特性「ハイテンションダンス」のように「手札から進化させたとき、1回使える」というようなテキストになっている特性は使えません。

そのため、入れる2進化ポケモンは限られてしまいます。

例えば、インテレオンの特性「クイックシューター」のような「自分の番に1回使える。」というテキストは場に出ていることで宣言する特性なので、エボルコントロールで出しても機能します。

他にもヨノワールの特性「ゴーストブリーチ」のように、「このポケモンがいるかぎり」というテキストは場に出ているかぎり宣言しなくてもずっとはたらくため、こちらもエボルコントロールと相性が良いです。

つまりイオルブデッキに入れる2進化ポケモンで特性を使いたいなら、自分で宣言する特性場に出ているかぎりはたらき続ける特性を持つ2進化ポケモンしか選ぶことができません。

継続的に2進化ポケモンを出すことができない

一気に2進化ポケモンをだせる「エボルコントロール」ですが、メガニウムの特性「そうじゅくハーブ」ように継続的に2進化ポケモンを場に出すことはできません。

メガニウムの特性「そうじゅくハーブ」は自分の1回使えるので継続的に2進化ポケモン出し続けることができます。

対して、「エボルコントロール」はワザのため使ったら自分の番は終了してしまいます。

また、HP110と高くないため、「エボルコントロール」を使った次の番にはきぜつしている可能性が非常に高いです。

そのため、一度にどれだけ多く2進化ポケモンをベンチに出せるかが重要です。

相性の良いカード

「エボルコントロール」を使うにあたり、2進化ポケモンはもちろんですが、一度にたくさんの2進化ポケモンを場に出せるようになる特殊エネルギーも紹介していきます。

また、今回はスタンダードレギュレーションエクストラレギュレーションに分けてそれぞれ紹介していきます。

スタンダードレギュレーション

スタンダードレギュレーションはジムバトルやシティリーグなど最も頻繁にイベントが行われているレギュレーションです。

引き続きカードは生産されているため、入手難易度はそこまで高くありません。

ただし、使えるカードの種類が最も少ないため、

トリプル加速エネルギー

トリプル加速エネルギーは1枚で無色エネルギー3個分になるため、「エボルコントロール」を使えば2進化ポケモンを3匹出すことができます。

「エボルコントロール」を使う上では最も使いやすいエネルギーで、番の終わりのトラッシュもイオルブがきぜつ前提なのであまり気になることはありません。

ただし、進化ポケモンにしか付けることができないため、少々使い勝手が悪いです。

ツインエネルギー

ツインエネルギーは無色2個分としてはたらくため、「エボルコントロール」を使えば1枚で2匹出すことができます。

トリプル加速エネルギーとは異なり、進化する前のポケモンにも付けられるため、1ターン目、2ターン目と1枚ずつ付けていれば「エボルコントロール」で4匹の2進化ポケモンを出すことができます。

また、番の終わりにトラッシュされないため、「エボルコントロール」を使った後の2進化ポケモンに付けても活用できます。

溶接工

溶接工は手札からエネルギーを付けることと合わせて1ターンに最大エネルギーを3枚付けることができるため、「エボルコントロール」で3匹の2進化ポケモンを出すことができます。

特に、トリプル加速エネルギーやツインエネルギーなどの特殊エネルギーを入れにくい構築では非常に重宝します。

しかし、炎タイプの2進化ポケモンは「エボルコントロール」と相性の良いポケモンが少ないのが欠点です。

そのため、2進化ポケモンはワザを使うのに無色エネルギーが必要なポケモンが良いです。

イオルブ

イオルブの持つ特性「バグズレーダー」は相手の山札を上を操作できるため、次に引くカードを決めて相手の動きをコントロールすることができます。

例えば、他のカードを組み合わせて相手の手札を0枚にしてから「バグズレーダー」を使ってエネルギーカードにすれば相手の動きを大きく制限することができます。

この動きはザクザクピッケルを使った所謂「超越」デッキの動きに似ています。

組み合わせ次第では化ける1枚です。

ただし、同名カードなので合わせて4枚しか入れることができないのは注意しましょう。

ソルガレオ・ルナアーラ

ソルガレオとルナアーラは2匹場に出ることではじめて各々の特性がはたらきます。

ソルガレオの特性「にちりんのそうこう」はルナアーラが場にいるとソルガレオとルナアーラの受けるダメージが‐50されます。

ルナアーラの特性「がちりんのめぐみ」はソルガレオが場にいると山札から基本・特殊問わずエネルギーを2枚ソルガレオに付けることができます。

互いが互いをカバーし合う特性を持っていますが、従来なら進化元が同じなので合計4枚までに採用枚数を抑えなければいけませんでした。

しかし、ワザ「エボルコントロール」で出す場合、進化元が必要ないので合計5枚以上の採用が現実的になりました。

カイリューGX

カイリューGXは必要エネルギーが多いですが、大ダメージを与えることができるワザ「てんくうのさばき」を持っています。

必要エネルギーが全て無色のため、どのようなデッキにも入れることができます。

カイリュー (特性「ハリケーンチャージ」)

カイリューは特性「ハリケーンチャージ」によってエネルギー加速ができます。

先述したカイリューと相性も良く、カイリューだけでデッキを作ることも可能です。

進化元が被るのでイオルブを活用して合計5枚以上の採用も現実的です。

カイリュー (特性「ファーストコール」)

2枚目のカイリューは特性「ファストコール」によってサポートを手札に加えることができます。

サポートを毎回手札に加えることができるので、デッキに安定感を与えることができます。

使いたい時にボスの指令を手札に加えたり

手札を引きたいなら博士の研究など、状況に合わせた立ち回りができます。

ガオガエン

ガオガエンは特性「ストロングエール」によってダメージを大きくしてくれます。

特にVMAXのHPは300越えるので、2進化ポケモンのワザでは歯が立ちません。

ダメージを大きくすることできぜつできる範囲を広げることができるのでどんなデッキにも採用できる1枚です。

ギルガルド (特性「ビッグシールド」)

ギルガルドは特性「ビッグシールド」によってダメージを減らすことができます。

2進化ポケモンはどうしてもVMAXやポケモンVに比べてHPが低いので、対面でワザを使い合っても先にきぜつしてしまいます。

ワザのダメージが大きいポケモンのデッキが多いならダメージ調整として候補に挙がる1枚です。

ヨノワール

ヨノワールは特性「ゴーストブリーチ」によって特殊エネルギーの効果がなくなり無色1個分にすることができます。

最近ではヨマワルの特性「ひとだましんか」とぐんぐんシェイクと組み合わせて最速で出す構築が流行りました。

ヨノワールによっていちげきやれんげきのデッキ

オーロラエネルギーを入れているデッキ全てを止めることができます。

但し、先述したトリプル加速エネルギーやツインエネルギーの効果も無くしてしまうので構築次第で採用を考えたい1枚です。

カメックス

カメックスは特性「パワースコール」によって最大6枚のエネルギー加速ができます。

安定感はありませんが、爆発力があるカードです。

また、付けることができるのは基本水エネルギーのみなので、ヨノワールの特性「ゴーストブリーチ」がはたらいていても組み合わせることができます。

セキタンザン (ワザ「せきたんほう」)

セキタンザンはワザ「せきたんほう」で大ダメージを狙うことができます。

付いているエネルギーの数だけコインを投げることができるので、4個ついていれば最大360ダメージあたえることができます。

ギャンブルがお好きな方は是非お使いください。

ちなみに4回投げて全てオモテになる確率は6.25%です。

スピア (いちげき)

スピアーはワザ「いってんばり」によって特殊エネルギーが付いていればどんなポケモンでもきぜつできます。

特に現在の環境は特殊エネルギーが流行っているので、有効打になりやすく様々な2進化ポケモンを展開できるため、不意打ちにぴったりです。

インテレオン (特性「クイックシューター」)

インテレオンは特性「クイックシューター」を持っている環境デッキではおなじみのカードです。

たくさん並べることができるイオルブと相性が良く、4匹並べれば毎番120ダメージ分ダメカンをのせることができるので

HPが低いポケモンを狙い続けて勝つ動きができます。

サーナイト

サーナイトは特性「アルカナシャイン」とワザ「ブレインウェーブ」を持っており、どちらも優秀です。

特性「アルカナシャイン」はザシアンの特性「ふとうのつるぎ」と似た効果を持っています。

また、ワザ「ブレインウェーブ」は付いている超エネルギーの数だけダメージが大きくなり、3個付いていれば150ダメージとなります。

弱点込みで300ダメージなのでVMAXにも一矢報いることができます。

エルレイド

エルレイドはポケモンVの数だけダメージが大きくなるワザ「ダイナブレード」を持っています。

名前からまるでムゲンダイナVMAXを倒すためだけのワザではないかと感じるように、ムゲンダイナVMAXに最大1080ダメージ与えることができます。

ワザも必要なエネルギーが無色2個なのでどんなデッキにも採用できます。

エクストラレギュレーション 

エクストラレギュレーションはスタンダードレギュレーションに比べてより幅広い範囲のカードが使えるルールです。

また、過去のカードはHPやワザのダメージが低いものの、ワザや特性などの効果面で見ればスタンダードレギュレーションのカードよりも強いものが多いです。

今回紹介するカードも組み合わせ次第では強力なデッキを作ることが可能です。

ダブル無色エネルギー

ダブル無色エネルギーはツインエネルギーやトリプル加速エネルギーと異なり、どんなポケモンにも付けられる1枚で無色エネルギー2個分の特殊エネルギーです。

そのため、ツインエネルギーでは付けることができない2進化のポケモンGXに付けることができます。

特に2進化ポケモンの中にはポケモンGXもいるため、GXワザを使うためのエネルギーを揃えやすくなります。

超ブーストエネルギー◆

超ブーストエネルギー◆は2進化ポケモンに付いているなら全てのエネルギーとしてはたらくため2進化ポケモンをメインとする「エボルコントロール」と非常に相性が良いです。

さらに場に2進化ポケモンが3匹以上いるなら全てのエネルギー4つ分としてはたらきます。

条件次第では1枚で4個分のエネルギーになるため、2進化ポケモンを多く場に出るデッキにとっては非常に頼もしい1枚になってくれます。

ラフレシア

ラフレシアは特性「イライラかふん」によって場に出ているかぎりお互いがグッズが使えなくさせることができます。

特にエクストラレギュレーションのグッズはACE SPECやバトルサーチャー、どくさいみん光線などの強力なグッズも多いためグッズが使えない状態を押し付けるのは非常に強力です。

もちろん自分も使えなくなるため、使い方次第では自分の首を絞めてしまうことにもなり得るため、注意しましょう。

また、「エボルコントロール」で場に出す場合、その番まではグッズが使えます。

そのため、「エボルコントロール」で出す2進化ポケモンの中では候補として挙げられる1枚です。

リザードンGX

GXワザ「レイジングアウトGX」が相手の山札を上から10枚トラッシュできるため、LO(山札切れ)を狙うなら最高峰のワザです。

また、ワザ「ぐれんのあらし」はトラッシュは痛いものの300ダメージを与えることができるワザなので、TAG TEAMをワンパンできるアタッカーとしても活躍してくれます。

カメックス

カメックスは特性「ばくりゅう」によって手札の水エネルギーを一気に付けることができます。

自身の持つワザ「ハイドロポンプ」などのエネルギーの数だけダメージが上がるようなポケモンと非常に相性が良いです。

ジバコイル

特性「ダブルブレイン」によってジバコイルがいるかぎり本来1枚しか使えないサポートを2枚使えるようになります。

例えば、ムサシとコジロウを2枚使えばお互いの手札を4枚トラッシュすることができます。

そのため、他の2進化ポケモンの特性と組み合わせることで相手の手札を0枚にすることも可能です。

デッキアイデア

スタンダードレギュレーション

エクストラレギュレーション

まとめ

今回はイオルブについて徹底考察しました。

特にエクストラレギュレーションは2進化ポケモンの数が多いため、面白いデッキになりますね。

皆さんも是非「エクストラバトルの日」などで使ってみてはいかがでしょうか?

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