
7月30日に新たに拡張パック「フュージョンアーツ」に収録される新しいバトルスタイル「FUSION」が発表されました。
この記事では「FUSION」のカードたちを紹介し・相性の良いカード・役割などを考察していきます。
ポケモンV
ミュウVMAX

特徴
- エネルギー0個でにげられる
- ワザ「クロスフュージョン」は「フュージョン」のどんなワザでも使える
- ワザ「ダイミラクル」はかかっている効果を計算しない
エネルギー0個でにげられる
通常多くのポケモンがふうせんをつけてにげやすくしています。

しかし、ミュウVMAXはにげるために必要なエネルギーが0個なので、ふうせん以外のポケモンのどうぐを付けやすいです。
また、別のアタッカーと簡単に入れ替えることができるので弱点を突きやすくなります。
ワザ「クロスフュージョン」は「フュージョン」のどんなワザでも使える
ワザ「クロスフュージョン」は無色・無色でベンチにいる「フュージョン」のポケモンの持つ好きなワザを使うことができます。
ミュウツー&ミュウGXの特性「パーフェクション」とは異なり、ワザ毎にエネルギーを必要としないため、簡単にワザを使うことができます。

そのため、この後紹介する「フュージョン」のポケモンが持つ全てのワザを無色2個で状況に合わせて使い分けることができます。
また、トリプル加速エネルギーでも使えるため、かなり使いやすいワザです。

ワザ「ダイミラクル」はかかっている効果を計算しない
ワザ「ダイミラクル」のダメージ計算は相手のポケモンにかかっている効果を計算しません。
そのため、対ポケモンVに強いジュナイパーの特性「みつりんめいさい」の効果は無視できます。

また、対面VMAXの時に活躍していたザマゼンタVの特性「ふくつのたて」も無視できます。

基本的にこれらを採用しているデッキの傾向として持久戦を仕掛けてくるのですが、ミュウVMAXの前では無意味となってしまいます。
ミュウV

特徴
- エネルギー0個でにげられる
- ワザ「サイコジャンプ」でダメージを無かったことにできる
エネルギー0個でにげられる
ミュウVMAX同様にげるためのエネルギーが0個なので簡単に入れ替えることができます。
自分のポケモンがきぜつしたときに、次のポケモンをベンチから出す時にアタッカーになり得るミュウVを選べるのでにげるを温存できるのも評価できます。
ワザ「サイコジャンプ」でダメージを無かったことにできる
ワザ「サイコジャンプ」はダメージを与えつつ、ミュウVと付いているカード全てを山札に戻します。
ダメージは低いですが、受けたダメージは無かったことになるのでダメージレースで差を作ることができます。
もちろん、ミュウVMAXのワザ「クロスフュージョン」で使えるため、より差を作ることも可能です。
フーパV

特徴
- 特性「ダブルフェイス」で超・闘・悪の3すくみに超・悪の2タイプで攻撃できる
- ワザ「シャドーインパクト」で大ダメージを押し付ける
特性「ダブルフェイス」で超・闘・悪の3すくみに超・悪の2タイプで攻撃ができる
PJCS環境ではこくばバドレックスVMAXの超デッキ、れんげきウーラオスVMAXデッキの闘デッキ、悪型ミュウツー&ミュウGXなどの悪デッキの3すくみでした。

しかし、フーパVの特性「ダブルフェイス」の登場により、本来悪デッキが苦手な闘タイプに対して弱点を突けるようになりました。
ワザ「シャドーインパクト」で大ダメージを与える
フーパVのワザ「シャドーインパクト」は基本170ダメージですが、弱点を突ければ340ダメージです。
340ダメージは現在活躍しているこくばバドレックスVMAXや

れんげきウーラオスVMAXのHPを上回るダメージであるため、特性「ダブルフェイス」がより輝きます。

そのため、「フュージョン」デッキのアタッカーとして入れることもでき、悪デッキのアタッカーとして入れることもできるポケモンです。
特にムゲンダイナVMAXデッキはれんげきウーラオスVMAXデッキに弱かったですが、フーパ―Vの登場で一気に形勢逆転しました。

ゲノセクトV

特徴
- 特性「フュージョンシステム」で大量に山札が引ける
特性「フュージョンシステム」で大量に山札を引ける
特性「フュージョンシステム」は場の「フュージョン」のポケモンの数と同じ枚数になるように山札を引けます。
クロバットVと異なり、場にいるゲノセクトがそれぞれ1回ずつ使えるため一度に大量に山札を引けます。
また、場にいるときに使う特性なので自分の番になる度に特性を使って山札を引けるのも安定感を強めます。
しかし、きぜつされたり、思うように場に出せなかった場合、どこかで息切れしてしまう可能性はありますがそれでも優秀な支援役であることは間違いないです。
トレーナーズ
パワータブレット

特徴
- 弱点をついていなくても大ダメージを狙える
弱点をついていなくても大ダメージを狙える
「フュージョン」のポケモンは弱点を突く前提のダメージなので弱点が付けないデッキと対戦する際にはパワータブレットでダメージの底上げができます。
以前は雷タイプのポケモンのワザを+30するエレキパワーがありましたが、こちらも状況に合わせてダメージを底上げをして攻撃していました。

そのため、非GX・VでもVMAXのHPに届くダメージを出したり、あとちょっとのダメージを届かせることができるあると便利なグッズです。
ポッドとデントとコーン

特徴
- 同名ありのため盤面づくりに貢献
同名ありのため盤面づくりに貢献
ポッドとデントとコーンで手札に加えることができるポケモンは「フュージョン」であれば特に制限がないため、序盤の盤面づくりに貢献します。
特に「フュージョン」デッキはより多くのポケモンをベンチに出した方が強みがでるので理にかなったサポートです。
カミツレのきらめき

特徴
- 「フュージョン」デッキの優秀なエネルギー加速
「フュージョン」デッキの優秀なエネルギー加速
フュージョンエネルギーは相手のポケモンからの特性の効果を受けない特殊エネルギーであるため、
特殊エネルギー
フュージョンエネルギー

特徴
- 厄介な特性を受けない
- 全てのタイプとしてはたらく
厄介な特性を受けない
フュージョンエネルギーは相手のポケモンからの特性を受けません。
そのため、現在多くのデッキで活躍しているインテレオンの特性「クイックシューター」

ブラッキーVMAXの特性「ダークシグナル」をはじめ

ガラルマタドガスの特性「かがくへんかガス」

ヨノワールの特性「ゴーストブリーチ」

などあらゆるポケモンに対してかかる特性から守ることができます。
そのため、フュージョンエネルギーを採用しているデッキに特性を使って対策を取ることは難しく、トレーナーズなど別の手段で対策を取らなければいけません。
全てのタイプのエネルギーとしてはたらく
フュージョンエネルギーはオーロラエネルギーと同じく、全てのタイプのエネルギーとしてはたらきます。

「フュージョン」のポケモンは様々なタイプのポケモンを使っていくため、汎用性のあるエネルギーとして活躍します。
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